IBKO 第10回 全日本空手道 型 選手権大会参加の報告!
大会名:IBKO 第10回 全日本空手道型選手権大会
主催:IBKO 国際武道空手道連盟
日付:2018年9月23日(日)
場所:BumB 東京スポーツ文化館 メインアリーナ
このたび、IBKO 国際武道空手道連盟が主催いたしました、記念すべき10回目となります、全日本空手道型選手権大会に少年部より3名と一般部より栗原が参加して参りました。
この大会はIBKOに加盟している道場が各地で指定大会や地区選抜大会を行い、そこで選抜枠に選ばれた選手のみ参加できる大会となっており、北は北海道、南は広島県から個人選手308名と49チームの選手が日頃の稽古の成果を競い合いました。
マスター男子の部(38歳〜50歳未満)にエントリーしている栗原は1月に行われました、第1回 空手道型演武大会にて、少年部の3名は4月に行われました、城北地区選抜大会にて選抜されての参加です。
型大会の結果報告では何度も書いておりますが、空手道MACが行っている型とIBKO主催大会の型では評価基準が若干異なります。
その為、私が初めて型大会にチャレンジした2014年から、それまでも近所の道場として出稽古などで交流していた実践空手道 礼心会の大橋師範の下に出向き指導を受けておりました。
今回も大会11日前に4人で礼心会に出稽古して、少年部の3人はさらに休み返上で合同稽古まで参加してIBKOの型にシフトチェンジして向かえた当日!
4名それぞれの思いが詰まった大会当日です。
型の大会は組手の大会とはと違った独特の緊張感があります。
いかに平常心を保ち普段の稽古通りできるか…。
相手は自分自身です!
そして、自分の空手道の表現の場です。
技が上手いとか下手とかあるかと思いますが、自分の今までの空手道を信じて表現するArtです!
そんな思いで大会にのぞみました!
今回は私も選手の為、子ども達の撮影は出来ませんでしたが、緊張の中、頑張っている姿を遠くから見守っていました。
大会の流れはカテゴリー毎に事前に指定された予選の型を1回行い、採点の結果、上位2名が決勝に進出し予選とは別の決勝の型を行い、決勝戦は5名の審判員による旗判定で勝敗を決めます。
少年部3名は惜しくも予選敗退となってしまいました。
私は指定された『征遠鎮』の型を予選で行いました。
足の運びなど少し気になる点もありましたが、出し切った感はあり心地よい疲労感とスッキリとした気持ちになりました。
全コートの予選の試技が終わり、全員整列し決勝戦進出者の名前が呼び出されます。
この待っている時は本当にドキドキします。
マスター男子の部、予選1位で決勝戦に進出する事ができました。
決勝戦の試技は『観空』です。
決勝戦、直前まで出稽古先でお世話になった、礼心会の若林指導員から貴重なアドバイスを頂き演武することが出来て、本当に助かりました。
先に私が演武して、対戦相手の極真金町道場の和工田さんの演武を見届けてから審判の旗判定の声を聞きます!
『白!1・2・3・4・5!白!』
思わず自分の足元の線の色を確認してしまいました…。
白でした!
2014年に12月21日(日)に栃木県佐野市の山の中の体育館で初めて型の大会に出て5人中4位でスタートした、型のチャレンジでしたが、あの日から1350日目に目標の大会で優勝する事ができました。
もちろん、これからも挑戦は続けますが、道場の子ども達や一般部の皆さんとも一緒に頑張れたら、嬉しいです!
武道や武術は英語で『martial arts』
空手道MAC 東京・江戸川道場のみんなも一緒にカラテ アーティスト目指して頑張りましょう!
大会に参加した選手、保護者の皆様、お疲れ様でした。
応援に駆けつけてくれた加川先生、大会前の忙しい時にご指導下さった礼心会の大橋師範、若林指導員、道場生の皆様、大会を運営して下さったIBKOスタッフの皆様、ありがとうございました!
あとは、大会前日に水筒を道場に忘れてくれた、えいたろう君!ありがとう!
なぜか?
それは大会6日前の茨城県北部の山の中の出来事から始まっていました。
その日は年に1度のバイクの一人旅の2日目、職場の梶村さんのオススメで日本一高い(100m)バンジージャンプを実行する為に、吊橋の上に立っていたのです。
この旅に行く数日前に、えいたろう君のお母さんと道場前での雑談でバンジージャンプをする事を話しておりました。
大会の前日、えいたろう君は水筒を道場に忘れてしまい、稽古後、お母さんが水筒を道場に取りに来ました!
その時の雑談でバンジージャンプの報告と明日の型の大会は『緊張するんですよ〜!』との話しをしたところ、えいたろう君のお母さんから、日本一高いバンジージャンプを飛んだのだから、その度胸があれば、型の試合の緊張も大丈夫ですよ〜!と言われました!
その話しを聞いた、単純な頭の構造の私は『その通りだ!』と妙に納得し、翌日の型の演武前も心の中で100m飛び降りたのだから大丈夫!と言い聞かせた所、いつもの緊張MAXではなく程よい緊張感で試技に臨めました。
つまり、えいたろう君が水筒を忘れてくれたお陰で、お母さんの助言が生まれた訳です!
えいたろう君!ありがとう!
型で緊張してしまう人! 飛べばわかるさ!
押忍!
空手道MAC 東京・江戸川道場
代表 栗原啓二